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「エホバの証人」についての情報サイト

2005年7月23日

エホバの証人のでき方④

エホバの証人の人たちの側から、エホバの証人組織の発生と発展をみるとどうなるのか、というハナシなんですが。
(^∀^)

前回も書いたけど、エホバの証人の人たちの多くは、キチンと事実を調べてくれさえすれば、自分たちの組織が唯一真の宗教だとわかるハズなのに、多くの人はその事実をなかなか調べようとはしないのでわかってもらえない、というもどかしさを感じてるように見えることがあります。

一方で、いざ自分たちの組織について、それがどう生まれてどう拡大したのか・なぜ唯一の真の宗教だと言えるのかを説明するように言われると、系統立ててキチンと説明できる人はなかなか少ないようにも感じます。
(>_<)
 
 
 
ま、そんなどせいさんみたいなトンチキ野郎の勝手な感想はさておき本題いきますね。(^∀^;)
 
 
 
 
 
一般の人たちは、大抵の場合「エホバの証人の始まり=ラッセル」とすぐになるわけですが、この「エホバの証人を始めたのはラッセル」という発想は、エホバの証人たち自身にとっては実はやや抵抗のある発想なのではないでしょうか。
 
 
 
つまり、エホバの証人たちは、自分たちの歴史のそもそもの始まりは、聖書に出てくる人類最初の夫婦アダムとイブの2番目の息子アベルにまでさかのぼり、以来この21世紀まで、神に忠実だった人たちは全て「エホバの証人」であり、ラッセルというのは、「現代における」エホバの証人の組織を再建した人にすぎない、と考えているんですよね。
 
 
 
エホバの証人の教えによると、この世には神と悪魔がいて、この両者はアダムとイブがエデンの園で禁断の木の実を食べた時以来、二つの論争点を巡ってどちらが正しいか争っていることになってます。
 
 
 
一つ目の争点は、人間や天使たちは神のいうことは聞かずに自分たちで独立して行動した方が幸せになれるのか、それとも神の指示に従順にしてた方が幸せになれるのかという点。
 
 
 
ま、こちらはほっとけば時間の経過とともに自ずから答えがでるだろうとみなされてます。人間が神から独立した結果、神は自然災害や病気などの問題に関与してくれなくなり、人間は自分たちではこういう問題は解決できず、多くの人たちが苦しんでるので、時の経過とともに人間は神から独立してはおれないと証明されたと。
 
 
 
そしてもう一つの争点ですが、エホバの証人にはこちらの争点が特に大事で、何が問題とされてるかというと、人間は自らの意志で神に従おうとするか、それとももし何らかのメリットを与えられたら神ではなく悪魔に従おうとするか、という点です。(確認のためにいいますが、どせいさんがそう考えてるワケではないですよ、エホバの証人の人たちがそう信じてるという説明してるだけです。)
(^∀^;)
 
 
 
なんでエホバの証人にとってこちらが大事かというと、1つめの争点は、ほっとけば時間の経過とともに自然と証明されるのに対して、こちらは誰か証明する人が必要となるからなんですよね。つまり、苦しい状況になっても自分の意志で神に従いつづける人があらわれて初めて神の方が正しいと証明されるわけです。
 
 
 
そしてそういう人は神にとっては証人(=つまりはエホバの証人)ということになるわけです。
 
 
 
ま、ちょっと長くなりましたが、そう考えてるので、人間の歴史において聖書の神エホバに従う人は、全て「エホバの証人」だ、とエホバの証人の人たちは考えてる、ということだと思います。
 
 
 
そして、そういうエホバの証人は、ある程度の数になってからは、ひとつの組織として常に神に特別扱いされるようになり、いつの時代にも神は地上に唯一の自分の組織を持っていた、と考えられています。旧約聖書の時代はイスラエル民族・新約聖書の時代に入ってからは、イエスキリストの弟子たちが作った原始キリスト教の教会(=エホバの証人風にいうと初期クリスチャン会衆)が、その唯一の組織なわけですよね。
 
 
 
 
 
 
 
さて。
こっから先が、現代におけるいわゆる「エホバの証人」という宗教集団が、なぜこの世における唯一真の宗教といえるのかという点につながる、いわばエホバの証人の宗教的正当性を根拠付ける重要な解釈上のポイントとなるんですけど。
 
イスラエル民族の誕生以来、神はいつも地上に自分の是認する組織(=つまり神から見た唯一真の宗教)をもっていたわけなんですが、西暦100年あたりから、それが途切れるわけです。つまり、キリストの弟子のうち最後の生き残りだったヨハネがその辺りで死ぬと、原始キリスト教は急速に背教し始め、もはやひとつの組織として神に是認される状態ではなくなってしまうわけです。
 
これは、イエスが生きていたときに予言した「夜」の時代で、もはや地上に神の唯一の組織というものは存在しなくなり、その状態が千数百年続いた、と考えられています。中世の魔女狩りとか、十字軍とか、そういう悪行の数々はこの「夜」の時代に行われたというワケでして。
 
ただまあ、「組織」としての真の宗教が存在しなかっただけで、個人としてのエホバの証人は、常に存在したとエホバの証人は考えています。たとえば、ウィリアム・ティンダルとか、ヤン・フスとか、歴史でも習うような有名な人でも、神に忠実であったので、彼らもエホバの証人であり、後に天で復活したというようなことを、強くにおわせることがものみの塔のいろんな記述に出てきます。中にはね、ニュートンはたぶんエホバの証人にはなれなかったけど、ニュートンの弟子は多分エホバの証人で、天で復活しただろうみたいな記述とかもね。
 
まあそういう中世のエホバの証人たちは、たまたま神が地上には自分の組織を持たないときめた「夜」の時代に出現しちゃったので、個人レベルでしかエホバの証人たり得なかったけど、もし「神のご意志」の時期に出現してたら、きっと地上の神の組織を作り上げるために神に用いられただろうと、エホバの証人は考えているわけです。
 
そして実際その「神のご意志」の時期にたまたまタイミングよく出現して、地上の神の組織を作り上げるために神に用いられたって人が現れるわけなんですよね。
 
じゃあ、その「神のご意志」の時期ってのはいつで、そのたまたまタイミングよく出現して、地上の神の組織を作り上げたのは誰なのか、っていう話なんですが、ちょっと長くなったので続きはまた次回。