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JW.com » バカ話・うわさ話野郎⑤

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2005年9月28日

バカ話・うわさ話野郎⑤

エホバの証人社会の中で、多くの流言・都市伝説が生き生きと根付いた上に、スクスク発展しちゃっているという事実は、エホバの証人社会の特性・本質について多くのことを示唆するものではないかとカンガエマス。
(^∀^)

 
 
まあ、一般的にはうわさなんてもんは、人から人へとクチコミで伝わる過程で内容が歪曲されてったものだろう、くらいにしか思われないかもしらんです。

しかし、社会学とか社会心理学とかやる人は、そうは考えないんですよね。そして、こういう「うわさ」研究をする人にとって、うわさそのものの収集はあっというまになされるけれど、それをどう分析・解釈するかがなかなかむずかしいみたいで。

 
 
とりあえず、この類の「流言」研究のうち3つについてツラツラ書いて、その視点をエホバの証人内の流言にあてはめて、いろいろ好き勝手に考えていってみたいと思います。
( ̄∇ ̄)ハハハハ

 
 
 
まず、社会学におけるもっとも有名なうわさ研究は、フランスのエドガル・モランという社会学者のやった『オルレアンのうわさの研究』だと思います。

 
 
オルレアンというのはフランスの都市なんすが、1969年にその都市に発生したうわさを分析した研究なんですよね。
 
 
 
その研究対象になったうわさってのは、ユダヤ人の経営する最新ブティックの試着室で、若い女性が薬物を投与されて誘拐されてるらしいというもの。例によってまったくの事実無根で現実の被害者なんかはいなかったワケです。
(^∀^)ハイ

モランは、このうわさは女性誘拐・都市化現象・ユダヤ人という三つの要素により構成されると分析してるんですね。

つまり、そのイナカにあって大人たちは、最先端のブティックを危険なものとみていて、都市化という現象についても、若い女性たちに危険な自由化をもたらすと感じていた。
一方で、若い女性たちは、ブティックに憧れを抱くワケですよね。

こうした人々の漠然とした反感や想像が、「女性のかどわかし」という古典的かつ既存の物語を基礎的骨組みとして形を得、その古典的物語が「流行最先端のブティックの試着室」という現代的・現実的舞台での流言として発生した、ということみたいなんですね。

それらにプラスして、ユダヤ人への偏見が、うわさに妙な信憑性を与えたと。
ついでに「試着室」という密室に対する、性の象徴としてのイメージもうわさの出現に影響を与えたと。

 
 
つまりですね、曖昧な状況や新しい事態に対する人びとの漠然とした不安、敵意、自分たちでは十分理解できない状況、既存の偏見、などが流言を生み出す要素であると分析してるみたいで。

 
 
 
 
ま、こいつを例のピンクレディとか鳥山明のハナシとかにあてはめてみるとですね。

(>∀<;)え~

 
 
ま、まずピンクレディにしても鳥山明の漫画にしても、エホバの証人、とりわけ昔からまじめにやってきた人たちなんかにとっては、いうまでもなく、「この世の堕落した音楽」・「この世の暴力的漫画」ということになるわけで、これらに対しては極めて強い敵意や反感があったワケですよね。

しかも一方で、エホバの証人の若い人や新しい人なんかは、そういう「世」に対して強い憧れを抱いている場合も多いと。

このあたりの状況からして、かなり「オルレアンのうわさ」と同じ要素があるように思えるんですよね。

そして、どちらもかなり人気の高い時点で突然引退表明したので、「一体なんなんだろう?」と世間は考えたワケですよね。確かに十分理解しがたく、何があるのかと知りたい状況が存在したと。

そんな状況の中で、「悪霊の影響」という古典的な既存の発想、しかも全てに説明がつくし自分たちだけしか理解できないはずだと解釈できる発想を骨組みとして、流言が発生したと考えることもできる気がします。
(^∀^;)ハハハ

 
 
 
 
さらに、どせいさんはこれに、エホバの証人全体に存在する支配的発想がうまく絡んでると思うんですよね。

まあ客観的に考えて、エホバの証人は組織としても個人としても、極めて自意識が強いと言えると思うんですよね、自分たちはとにかく特別と考えている。なので、特別な時代に生きてる特別な自分たちは、「世の人々」が理解できない物事のカラクリや、本当の意義が特別に理解できることがあるとか、神の導きの下にある自分たちの組織には、特別なことが起きると、そういう深層意識が非常に強く働いていると、オモイマス。

こういうのがあいまって、「世の人たちにはなんで突然の引退なのか理解できないだろうけど、実は真相はこうらしいわよ(^∀^)キャー!」みたいな感じに、うわさに拍車がかかるとともに、「エホバの証人内での信憑性の付与」がおこなわれていったのかなあ、てな感じですね。

 
 
 
 
まあね、ミュージシャン等の成功の裏には悪霊が関与している、という系統のうわさというのはエホバの証人内には山ほど存在するわけですよね。
どせいさんが知ってるだけでも、ピンクレディみたいなかなり前のから始まって、松任谷由美とかXJapanとかラルクアンシエルとかいろいろありますね。ラルクにいたっては、昔出したツインのアルバムの題がark(アーク)とray(レイ)だったからやっぱり「悪霊」が絡んでるんだとかね。ただまあそんな風に、エホバの証人内でうわさの対象になるのは、ほとんどが時代の最先端をいってて、社会でもやや奇抜とみなされ、その時代の評価を完全には確立せずに「世の」大人からも眉をひそめられるようなグループだけなんですよね、どんなにヒットしても千昌男やサブちゃんが悪霊によってヒットしたってことにはなかなかならないんですよね。

このように、、曖昧な状況や新しい事態に対する人びとの漠然とした不安、敵意、既存の偏見などによって生み出されるという意味で、エホバの証人内のうわさというものは、まさに「流言」というものにぴったり当てはまるような気がしますね。

それはとりもなおさず、エホバの証人内でささやかれ続ける多くの「不思議な経験」や「出版物にはのっていないけどよく聞く経験」みたいなもののほとんどはまったくの虚構であるということも意味するんだとおもいます。

さてでは、エホバの証人社会の中でそのように流言が生じやすいのは、エホバの証人社会の特性・本質につき何を物語るのかという本題に入ってゆきましょう☆

 
 
 
まだまだしつこく続く