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JW.com » バカ話・うわさ話野郎⑧

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「エホバの証人」についての情報サイト

2005年10月11日

バカ話・うわさ話野郎⑧

さらにね。

このシブタニさんの流言のメカニズムについての考えの中に、もうひとつ、エホバの証人に関連してピピッとくるものがあったのですよ☆
(^∀^)キュピピピーン

この方によるとですね、流言の発生プロセスの中で、人々は様々な参加の仕方をするんだそうです。

それら参加者の役割には「伝達者」・「解釈者」・「懐疑者」・「主役」・「聞き役」・「意思決定者」などがあって、これらの役割を担った人々の相互作用の結果としてうわさは成立するみたい。

 
 
 
 
こういう観点から考えた場合、エホバの証人内のうわさは、何らかの状況の発生を契機にこれらの役割形成が新たになされるというよりも、日頃からすでにうわさるふのための役割分担がガッツリなされていて、それが流言の蔓延に大きく寄与しているような感じがするんですよね。
(^∀^;)ハハハ

 
 
 
どういうことかというとですね。

エホバの証人の会衆内の実情に目を向けるとですね、ま、なんか日頃から「びっくりするニュース」や「励まされる経験」に通じている兄弟とか、どこかからうわさ話を仕入れてくる姉妹とかってのがだいたい決まってるのではないでしょうか。

そして、「奉仕中のみんなが集まってる時」とか、「若い人の交わり」とか、「訪問講演者の食事招待」とか、そういううわさ話を披露して伝播させる機会というものも、普段から会衆内に存在するのではないでしょうかね。

そんな風に、日頃から伝達者・解釈者・聞き手といった、うわさ話の役割分担がなされており、またそうしたうわさ話の披露をする準公的な場所も存在し、さらにそこには前回指摘したように、ドラマチックな経験談を切望する人たちがいる、というように、ひとたびどこかでうわさ話が生じたら、またたくまに広範囲に拡大し、かつ信憑性付与の拡大再生産のなされる素地がエホバの証人社会内に存在するということです。

 
 
 
ここで注意してほしいのは、今どせいさんがメカニズムを考えてる「うわさ話」というのは、他の人についての『ゴシップ』ではなく、「真実ではないのに本当の出来事であるかのようにまことしやかにささやかれる経験」のような、『流言』の類に属する「うわさ話」であるということです。

エホバの証人の人が「うわさ話」というと、すぐに

なんであの兄弟は長老になれないのか

とか

「あの兄弟とあの姉妹はつきあっててしかもかなりギリギリの
とこまでなんとかかんとか

とか

とにかく他人の不名誉なプライバシーについての品のない詮索を想像されると思うんですよね。この手のうわさについてはエホバの証人の人たち自身も、なにやらいけないことだと教育されているワケですよ。

しかし、今どせいさんが社会心理学の視点を加味して考えているのは、そういう『ゴシップ』ではなく『流言』の方であり、こちらについてはエホバの証人社会はあまり警戒せずに、むしろ歓迎傾向にあるとどせいさんには感じられるんですね。

そして、『ゴシップ』の方は前述のように広める方も聞く方も、なんとなくいけないことではあるとの意識はあって、やや後ろめたさを感じつつ語られることが多いと思うのだけど、かたや、まことしやかにささやかれる経験談としての『流言』の方はそういう扱いは受けないんだと思うんです。

むしろ、

「確実に裏がとれた話ではないからあまり広めないで下さいね。

実は、○×%£!!!」

みたいな感じに、あいさつ程度の歯止めだけかけて、あとは大きな顔して語られることが多いのではないかと思います。

(^∀^;)ハハハ

 
 
どうせ励まされる話なのだから、いちいち確実な話か確認する必要もないだろう、みたいな感じで話されちゃうんでしょうね。

 
 
まあ、そういう「どっちみち『積極的な』ハナシだからいいだろう」という意味のわからない判断の後ろ盾の下、

 
 
「なんとか兄弟が建設奉仕で聞いてきた話だ」

 
 
とか、

 
 
訪問講演者が交わりで話した話だ」

 
 
とか、

外国語会衆の兄弟が外国からEメールで送ってもらった話だ」

とか、

 
 
大会でのインタビューとか、雑誌の経験みたいな、エホバの証人の正式の情報ルートではなく、エホバの証人社会内に事実上張り巡らされた、既存の「なんとなく信用できるようなそれでいて確実な確認はなされない準正式ルート」を通じて、建設によく行く兄弟・訪問講演者をよくもてなす長老家族・たまに交わる外国語会衆の兄弟みたいな、「伝達者」の役割を果たす人たちが一気に流言蔓延に貢献する仕組みがすでにできているんでしょうね。

 
 
雑誌に載せる経験とか、大会で話される経験なんてのは、肝心の部分を隠すなどのちょっとした小細工多少の誇張などが加えられることはあっても、やっぱりそれなりに神経使って確認作業がなされていて、まったく根も葉もない経験が扱われるってことはまず無いらしいですよね。

ところが、こうした「交わりの機会」とか、「食事招待」とか、「開拓奉仕学校での経験発表」とか、「建設奉仕の休憩・食事の際の経験」みたいなものは、わりと「言っちまったもん勝ち」的な雰囲気があるというか、とにかく大会等に比べてはるかに無責任に「経験等」がとりあげられ、その無責任さにもかかわらず、なんとなく「準公式」な扱いを受けて特に抵抗を受けることもなく、

おもろいから、ま、いっか

的な深層の心理におしきられ、或いはエホバの証人の人たちの「批判能力のなさ」という本質的傾向も手伝って、そうした話が受け入れられいくんではないでしょうかね。

そしてそういういわば「エホバの証人情報裏ルート」みたいなものに出入りする状況にある若い兄弟とか、長老の家族とか、古参の姉妹とか、まあそんな人たちも、いち早く情報を供給する側になってこれまたなんとなく会衆内での影響力とか、立場とかを確保する、そういう構図になってるのではないのかいな。

 
 
 
ということで、日頃から会衆内に事実上張り巡らされている、情報用の非公式ネットワーク、そしてその中で情報伝播に貢献するさまざまな役割を担ってる兄弟姉妹たち。

これらが、エホバの証人内での流言蔓延に大いに貢献してるのではないかなあと考えるわけですね。

 
皆さんどう思います?
(∋_∈)