2005年7月8日
映画野郎①
単純な頭の構造のどせいさん的には、「映画=スター・ウォーズ」くらいの発想でして、スター・ウォーズエピソード3が公開されるので、もうウハウハ☆
(>∀<)=3 ムホー!
さて、エホバの証人と映画のハナシとくると、「パーフェクト・ワールド」が思い浮かぶ人はけっこう多いらしい。
どせいさんもこの映画みたことあるんですけどね、映画としてはぶっちゃけあんまし面白くない。
( ̄∇ ̄)スカーン
いちおうこのストーリーの「あらすじ」をいうと、
主人公の服役囚ブッチ(ケビン・コスナー)は、ハロウィンの夜に嫌いな仲間と二人で刑務所を脱獄する。逃げる途中、奪った拳銃でエホバの証人家庭に入り込み、行きがかりでそこの家のちびっ子フィリップを人質に取ってしまう。ブッチは逃亡の道中、フィリップと自分の幼少期を重ねあわせ、少しずつ友情を築いていくが、クリント・イーストウッド扮する保安官が、ブッチの後を追跡してゆく…みたいな感じ。
さてこの映画、なんていうか、「緊張感」の描き方とかはとても見事。
特に、映画といえばすんごいてっぽうでガンガン撃ちまくるばかりが能といわんばかりのアメリカ映画の中で、拳銃1丁の持つスゴイ存在感が描写されてたりとか。
でも、ただたんたんとハナシが進むだけな感じがするし、何より最後に何がいいたいのか良くわからない。
(^∀^)?
なんか無駄に悲しい結末で、見終った瞬間に「面白かった」とはあんまし思わない映画のような気がしないでもないでもない。
「エホバの証人」ていう言葉自体は映画の中でハッキリでてくるけど、主人公の男の子がエホバの証人家庭で育てられてるってだけで、別にエホバの証人そのものが正面からとりあげられてるというワケでもナイ。
なのでどせいさんは、「エホバの証人に関心があるから見てみようかと思うんだけどどうかな?見たほうがいい?」とか聞かれると、つい死んだ魚の目で、「どっちでもよいのでわ?」とか答えてしまう。
(∋_∈)
ただ、エホ証2世の男の子フィリップが、やりたかったけど宗教上の理由でやらせてもらえなかったことを、これからどんどんやっていくためにリストに挙げていくっていうシーンがあるんだけど、そういう場面なんかは、小さいときからやりたいことをやらせてもらえず、さびしい思いや辛い思いをしながら育ったエホ証の2世とか3世の人たちにはすごい共感を呼び起こすのかもしれない。
もしそうなら、そういう背景・経験を持つ人たちにとって、この映画は強い存在感を持っているんだろうと思うし、その点においてこの映画、とても意義があるとも思う。
ところで、そういった感じで「エホ証2世が心情的にすんごい共感できる映画」って、実はほかにもたくさんあるんじゃないかしらと、どせいさんは思てるんですよ。
例えば、「マトリックス」。