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2006年2月16日

エホバの証人問題を整理する-2

4.『エホバの証人問題』を考える上での重要な前提

ここでまず、いわゆる『エホバの証人問題』としてどのような問題が取りざたされているのか、個々の問題を簡単に箇条書きにして概観してゆき、後にそれぞれ の問題について個別に細かく考えて行きたいと思っているんですが、こうした『エホバの証人問題』を考える際に、多くの一般の人には、一つの重要な前提についての理解が欠けている場合が多いように感じますので、個々の問題に言及する前に、どせいさんが勝手に「重要ではないかな」と考えるその前提について言及しておきたいと思います。

その、『エホバの証人問題』を考える上での重要な前提とは、「エホバの証人の信者の人たちは極めて信仰心が強く、自分たちの信仰の世界を完全に現実世界と関連させて生活を営んでいる」という点です。

この点を理解している一般の人は意外に少なく、そのことが『エホバの証人問題』の深刻さについてのかなりの温度差をもたらしているように感じられます。

つまり、世の中には「敬虔なキリスト教徒」とみなされている人は多くいると思いますが、そうした人たちであっても、「宗教を持たない一般人と何ら変わらない世界観を持ち、飽くまで現実世界のワクの中において人間性を高め、生活を豊かにするために宗教を実践している」という場合は非常に多いと思います。
人生で積み重ねた善行・悪行が積もりに積もった場合には、自らの死後、天国ないし地獄へ行くことになるのかなあと漠然と考えることはあっても、普段の生活・発想は一般の人とほとんど変わらない、といった感じではないかと思います。

ところが、エホバの証人の信者の人たちは、上述のように自分たちの宗教信条を完全に現実世界にリンクさせて考えています。
すなわち、多くの信者は「あと数年のうちにハルマゲドンがやってきて、熱心なエホバの証人信者以外の人間は(自らの配偶者・親族・知人を含め)全て滅ぼされる」と本気で信じており、その滅びを免れるため、自分たちは生活のあらゆる分野において組織の指示を当てはめなければならないと真剣に考えているようです。

また、エホバの証人の人たちは「霊の世界」についても、現実のものとして100%その存在を信じており、神とその数十億の天使たち、および悪魔とやはり数十億の悪霊たちが、自分たちの日々の生活の一挙手一投足に特別の関心を寄せており、そうした日常の一つ一つの自分たちの行動・判断が、そのままダイレクトに「神に汚名を帰せる」か、ないしは「神が正しいと証明する」ことにつながると考えています。
(*その15 エホバの証人のでき方④参照)

そのため、日常における極めて些末と思える事柄、例えば、自分の子供が簡単なウソをついたとか、修学旅行で仏教のお守りを買ってしまったとか、そうした一般の人にとっては大したことではないと思えることでも、エホバの証人信者は「エホバ神のみ前で、取り返しのつかないかもしれない重大な罪を犯した」と真剣に考え、気に病む傾向があると思います。

自分たちの信条につき、非常に神経質で、生真面目で、ユーモアの入り込む余地のない発想に強く支配されているといえるのではないかとどせいさんは考えています。

 
 
 
 
 
 
こうした、エホバの証人たちのやや極端とも感じられる『妥協を許さない世界観』を理解することは、個々の『エホバの証人問題』がその信者たちに与える影響力・インパクトを考える上で、不可欠の前提になるのではないかと思います。

 
 
では、こうした前提の下、具体的にどのような事象が『エホバの証人問題』として取りざたされているのか、どせいさんが個人的に考えたり気になっている点について、次に箇条書きしていってみたいと思います。