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「エホバの証人」についての情報サイト

2005年9月26日

バカ話・うわさ話野郎④

えっとですね。
最初に、いわゆる「うわさ話」ってやつが、社会学とか社会心理学とかからの観点からどんな風に考えられているのかってのを書きますね。
(^∀^)

 
 
ま、「うわさ」ってのはいくつか種類わけされてて、前回書いたみたいな流言・都市伝説,そしてデマとかに分類されるみたいなんですよね。

 
 
このうち「都市伝説」ってのは何かというと、なんつーかまあ、楽しみとして話されるうわさのことみたいですね。エンターテイメント性があることや、時間的にも、空間的にも特定の状況との結びつきが弱いため、普遍的な広がりをもつという特徴があるらしい。

 
 
有名なのは、「トイレの花子さん」・「ドラえもんやサザエさん最終回のうわさ」・「消えるヒッチハイカー」・「口裂け女」・「マクドナルドのハンバーガーミミズ肉使用疑惑」・「猫を電子レンジにかけたら爆発し、メーカーを訴えたアメリカ人女性」・「ピアスの穴から出た白い糸」などなど。

とんでもない量があるので、有名なのだけでも全部あげようとしたらキリがない。
(≧∀≦;)ウへー

ちなみに前回紹介した、「テーマパークでの子供誘拐事件」も、お母さんがエホバの証人だったという部分と、エホバに祈ったら子供の帽子がとれたという点を除いて、そっくりそのまま有名な都市伝説として、「この世」の中でも知れ渡っている話なんですよね。大学の一般教養で心理学を教えるときに、まさにこの例を引き合いとして出す先生とかもいるみたいだし、相当有名な都市伝説みたい。

 
 
 
一方、流言というのは、「正確さを証明する根拠がないのに、口伝えで人々の間に言いふらされ、信じられていく命題」ということみたいですね。こちらは「単なるお話」とみなされる都市伝説とは違い、ややシリアスで、本当に信じられるために厄介な問題を引き起こすことも多いみたいでして。

具体例としては、1973年から74年にかけての「トイレット・ペーパー・パニック」・1973年の「豊川信用金庫取り付け騒ぎ」・1923年の「関東大震災直後の朝鮮人の襲撃のうわさ」などでしょうか。
最近の例では1990年に東武伊勢崎線沿線から関東圏にひろがった外国人労働者についてのうわさもあるかと。夫と犬の散歩中の中年女性が東南アジア系の浅黒い男たちにおそわれ、夫の目の前で乱暴されたというもの。アフリカ系の男に乱暴され、エイズに感染したとか、母親と娘が乱暴されるというヴァージョンもあったみたいです。

いずれもまったく事実無根のうわさなんですよ。
( ̄∇ ̄;)

 
 
ちなみに「デマ」というのは、この流言と似ているんですがちょっと違う事象らしいです。どこが違うかというと、流言は事実がどうかが明確でないままに流れて行くというのに対し、デマは真実ではないと知りつつ流されるものである、ということらしいです。デマの定義をすると、「情報操作のために流される情報」とか、「語り手の意図を実現するため、真実ではないと知りつつ流される情報」ということになるみたいで。

 
 
 
マスコミがいわゆる「うわさ」というものを取り上げる場合にも、「都市伝説」の場合では、視聴者が決して「本当の話」とは信じないだろうという考えを前提に、「こんな奇妙な話が話題になってます」と紹介するみたいなんですね、たとえば昔の人面犬のハナシみたいに。一方、「流言」については、それがある程度広がった段階で、人々が本当だと信じてしまうとまずいという考えを前提に、この流言は事実無根ですという形で取り上げるようです。

 
 
 
 
 
 
 
でですね、前回取り上げた「鳥山明エホバの証人説」やその他のまことしやかにささやかれるうわさというのも、エホバの証人社会内で「事実」として流布していったという点を考えると、まさにこの「流言」というものに当てはまるのではないかと思います。

そしてこの手のうわさというのは、時代を変えて、同じハナシがニューバージョンになってあらわれたりすることもあるそうなんですね、この点もエホバの証人内のうわさによくあてはまるんですよ。

というのは、鳥山明についてのこの奇妙なうわさ話は、ほぼ同じような形で約25年前エホバの証人内で流れたピンクレディについてのうわさとかなりの類似点があるんですよね。

ピンクレディは、1980年に突然解散を宣言し、翌81年に実際解散したわけですが、この解散に関しても、エホバの証人の間で、「ピンクレディがブレイクする前に悪霊がやってきて、『お前たちを大ヒットさせてやるから言われたとおりの歌を歌え。そして、80年になったらどんなに人気絶頂でも必ず解散しろ』と指示され、その通りに80年に突然解散を表明した」といううわさがかなり広く流れ、信じられたことがあったらしいんですよね。まさにこの焼き直しという印象を強く受けます。

そう思いませんか、どうだろ?
(^∀^)

他にもですね、エホバの証人内で流れる奇妙なうわさのうち、時代を変えて繰り返されるものはいっぱいあるんですね。

例えば、やっぱり20年くらい前に、エホバの証人社会で、ギレアデ聖書学校に参加したんだけど、全課程中に全く注解させてもらえなかった兄弟の経験についてのうわさが広まったことがあったみたいなんですね。

 
 
 
そのうわさによると、ギレアデ学校の全生徒のうち、何人かの兄弟たちが学校の初日からいくら手をあげても全く教訓者から指してもらえなかったんだそうです。明らかに自分たちだけを意図的に注解から外してると感じたその兄弟たちのうちの一人が、ある日教訓者を訪ねて行って、
「なぜ自分は注解させてもらえないんですか」
と尋ねたそうなんですね。

すると教訓者はわりとあっさりと、
「あ、わかりました。兄弟はもう結構です、次から指されますから」と言い、実際次のクラスから、まるで今まで何もなかったみたいに、その人は注解できるようになったと。

 
 
まあそんな感じに、同じように注解させてもらえなかった兄弟たちは、次々教訓者のとこに尋ねに行って、その都度教訓者にあっさりと、
「あ、わかりました。兄弟ももう結構です。」と言われ、次のクラスからやはり何もなかったみたいに、注解できるようになっていったと。

 
 
ところがある兄弟だけは、決して教訓者に理由を尋ねなかったそうなんですね。
そしてついにギレアデ学校の全課程が終わり、その何も尋ねようとしなかった兄弟はとうとう一回も注解させてもらえなかったそうです。

そして卒業式。
それぞれの卒業生が初めて任命地を告げられるワケですが、その何も尋ねようとしなかった兄弟はなんと一人だけ、禁令下の国へ任命されたと。

まあ、そんなお話。

 
 
 
これもまた全く事実無根の流言らしいんですが、興味深いのは、今から7、8年くらい前から再び日本中のエホバの証人の間にこのうわさが再燃して広まったらしいという点なんですね。

 
 
ちょうどその時期ってのは、日本で宣教訓練学校が開かれ始め、その参加者にちょっと異常なくらいの羨望が集められていた時期だったワケですが、このギレアデの話がそっくりそのまま日本に舞台を移し、日本国内でのある宣教訓練学校で起きたエピソードとして語られたみたいなんですよね。

 
 
エホバの証人内のこの手の典型的「流言」も、やはりあげていったらキリがないくらいすごい量になりそうな勢い。
(>∀<;)ヌハー

 
 
 
 
 
 
 
 
さてじゃあですね、こんな感じに、非常に多くの「流言」・「都市伝説」がエホバの証人社会内に存在するのはなぜなんでしょうか。
(^∀^)

 
 
さあ、ここがポイントなワケですよ。
(>∀<)